WordPressのサイト内検索では、基本的にはタイトルか本文に検索テキストが含まれている記事が表示されます。
しかしWebサイトを運営していると、特定のページをサイト内検索結果に出したくない場合があります。例えばフロントページに設定している固定ページや、会員限定で用意しているページなど。
そういった課題を解消するには「Search Exclude」プラグインを使うのがもっともお手軽な方法です。
そんな検索除外プラグインの使い方、設定方法について解説していきます。
Search Excludeプラグインとは
Search Excludeは無料・オープンソースのWordPressプラグインです。
あくまで「特定のページをサイト内検索結果に出さなくする」というシンプルな機能だけを持っていて、とくにindex設定には触れませんので、検索エンジンのクローラーには影響しません。
調査時点で最新であるWordPressバージョン6.1.1に対応しています。
Search Excludeで特定の記事をサイト内検索結果から除外する方法
1. インストールして有効化する
まずはインストールします。WordPress.orgのプラグインページからファイルをダウンロードしてアップロードしてもいいですし「プラグイン→新規追加」から「Search Exclude」で検索しても出てきます。
一番上ではなく、少し下の方に出てくるので注意してください。「今すぐインストール」を押してインストールしたあと、有効化しておきます。
2. サイト内検索から除外したい記事ページで設定する
今回はトップページに設定している固定ページを除外したいと思います。
ちなみに当サイトのトップの表示させている固定ページは「トップページ」というページタイトルにしています。除外設定していないと、サイト内検索で「トップページ」あるいはページ内にある単語でサイト検索をすると表示されてしまいます。
- このあたりの仕様はつかっているテーマにもよると思います。当サイトはSWELLをつかっています。
今回はこのページをサイト検索結果から除外します。
該当の記事を開いて、ページ設定のサイドバー最下部の「Search Exclude」の項目へ。「Exclude from Search Results」にチェックを付けます。
これだけで、サイト内検索結果に出なくなります。
3. 除外ページを確認・変更する
あとからどのページをサイト内検索から除外しているのか確認したくなった場合は、ダッシュボード「設定→Search Exclude」へ。現在設定しているページが一覧で表示されます。
この画面でチェックを外しても、除外設定をキャンセルできます。
もちろん各ページの「Exclude from Search Results」のチェックを外しても設定変更できますので、好きな方法で管理してください。
まとめ
今回はSWELLでフロントページに設定しているページの除外を例に挙げましたが、他にも細かいところで「この記事は出したくないな」と思うものが出てくるかと思います。
サイト内検索に出したところで、そこまでクリティカルな問題にはならないでしょうが、こだわりたい方は設定してみてください。