「好意」と「厚意」の違いとは?意味や用法、使い分け方を解説

「好意」と「厚意」の違いとは?意味や用法、使い分け方を解説

この記事では「好意」と「厚意」の違いについて解説します。

簡単にまとめると「好意」は相手に対して抱くものである一方「厚意」は相手から受けるものだと覚えておくと良いでしょう。

なお、こういった言葉を「同音異義語」と言います。間違いやすい同音異義語は下記の記事にまとめてありますから、併せて参考にしてみて下さい。

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\ この記事を書いた人 /

たくろー
Webディレクター
ライティングから編集、校正、ディレクション、SEO対策、アクセス解析、撮影、画像編集、Web制作と、なんでもやってるwebディレクターです。
現在はIT企業でインハウスSEO担当兼、メディア運営責任者・編集者として働きながら、札幌でWebライティングの講師として活動。「良いWebライターが増えれば仕事が楽になるなぁ」と思いながら、一人でひっそりと文亭を運営中。著書『Webライターが書いてはいけない文章28選』

「好意」と「厚意」の違いと使い分け方

「好意」と「厚意」には、下記の違いがあります。

違い
  • 好意:好ましいと思う気持ち
  • 厚意:感謝や親愛の気持ち

好意」は他者に対して抱く感情であり「ある or ない」で表現することもできます。

対して「厚意」は人に対するというよりも、何かの行動に添えられる感情で、相手から受けるものです。

例えばプレゼントにまつわるシーンだと、下記のような使い分け方になります。

  • 好意」があるのでプレゼントをしてアピールする
  • プレゼントをくれた「厚意」に感謝する

「好意」の意味と用法

「好意」の意味は、下記の通りです。

  • その人にいだく親しみや好ましく思う気持ち。愛情の婉曲的な表現としても用いられる。
  • その人のためになりたいと思う気持ち。親切な気持ち。

(出典・参考:デジタル大辞泉)

具体的な用法は下記の通り。

用例
  • 彼女は、クラスメイトに密かに好意を寄せているようだ
  • 好意的に受け止めてくれたようで、嬉しい
  • 彼は、誰もが好意を持つ素晴らしい人柄だ

好意は、誰かが相手に対して抱く感情です。

「厚意」の意味と用法

「厚意」の意味は、下記の通りです。

  • 思いやりのある心。他人が自分に示してくれた気持ちについていう。厚情。

(出典・参考:デジタル大辞泉)

具体的な用法は下記の通り。

用例
  • ありがとうございます。ご厚意に甘えて喜んで頂戴します
  • ご厚意に感謝します
  • せっかくのご厚意ですが、今回はお断りさせていただきます

厚意は相手から受けるもの、というのが見分け方のポイントです。

まとめ

「好意」と「厚意」は、抱くものか、受けるものかという違いがあります。

好意」は相手に対して抱くもの。「厚意」は相手から受けるもの。と覚えておくと良いでしょう。

シーンごとに、より適した表現を使っていって下さい。

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