今回はGTMのカスタムHTMLについて解説します。
初心者からすれば、一見何に使うかわかりにくい機能ですが、中身を知ればシンプルです。
ぜひ有効活用していってください。
GTMのカスタムHTMLとは
GTMのカスタムHTMLとは、タグ設定の一つとして用意されている機能です。
GTMのタグ設定には、有名な計測ツール用のタグが複数用意されています。
例えばGA4やGoogle OptimizeなどGoogleが用意しているツールを始めとして、PinterestやTwitterの広告CVを計測するためのタグなど、その内容はさまざま。
しかし、GTM側で専用タグが用意されていない計測ツールも存在します。そんなときに、ツール側が「GTMを使って実装するなら、このコードをカスタムHTMLに貼って使ってください」とコードを用意してくれている場合があります。
(例えば「ミエルカヒートマップ」などが、GTMのカスタムHTML用のコードを用意してくれています)
そんな計測コードを貼るのが、カスタムHTMLというタグの使い道です。
GTMのカスタムHTMLの使い方
1. GTMの新規タグ作成画面へ
まずはGTMにログインして「タグ→新規→タグの設定」と進み、下記の画面へ。
「カスタムHTML」を選びましょう。
2. 計測コードをペースト
すると下記の画面になります。HTMLの箇所に、コードをペーストしましょう。
計測ツール側が用意してくれているものを、そのままペーストするだけです。
3. トリガーを設定
次にトリガーを設定します。
だいたいの計測ツールは「All Pages」で問題ないはずですが、もし特定のページだけを計測したいなど特殊な条件であれば、別途トリガーを作成して設定してください。
4. タグ名をつけてプレビュー・公開
最後にわかりやすいタグ名を付けて、プレビューして発火していることを確認したら公開します。
GTMのカスタムHTMLの取り扱いはシンプル
GTMのカスタムHTMLは、基本的に計測ツール側が用意してくれているコードを貼るための機能ですから、使い方はとてもシンプルです。
GTMを経由することで、WebサイトやアプリのHTMLをいじらなくて良い分、簡単に計測ツールを導入できます。ぜひ気軽に活用していってください。