この記事では、Webライターと年齢の関係性について解説していきます。
とくに30代後半以降のミドル世代がWebライターにチャレンジしようと思ったとき、今から参入できるのか不安になるかと思います。
ミドル世代がWebライターとして働くメリット・デメリットについてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
Webライターに年齢は関係ある?
Webライターとして働くうえで、年齢はさほど関係ありません。
ただしWebライターの仕事を受注するために使うクラウドソーシングサービスの多くに「18歳以上」の制限がついていますから、高校生以下の年代で仕事を取るのは難しいかもしれません。
一方で大学生以降の年代であれば、40代でも50代でもそれ以上でも、仕事さえできれば問題ありません。
あくまで実力主義であり「個」が評価されるのがWebライターという働き方です。興味があれば、何歳からでもチャレンジしてみてください。
ミドル世代以降でWebライターを始めるメリット
ここでは、ミドル世代と言われる30代〜50代後半の年齢、またそれ以降からWebライターを始めるメリットについてまとめました。
職歴・キャリアを活かせる
ミドル世代以降になると、さまざまなキャリアを歩んできていることかと思います。業種や職種の専門的な知識はもちろん、管理職としての経験、出世した経験など、ライターに役立つ経験はさまざまです。
とくに転職や仕事に関するライティングの案件は受けやすいと思いますので、キャリアを活かして積極的に応募してみてはいかがでしょうか。
人生経験を活かせる
世の中には、恋愛、結婚、離婚、友人付き合いなど、年齢を重ねながら経験しなければわからない事柄がたくさんあります。人より趣味が多い場合など、たくさん遊んできた経験を語れるのもミドル世代ならではです。
ライター市場では、深く説得力のある記事を書けるミドル世代が足りていませんから、うまくアピールすれば活躍できる可能性があります。
リタイア後の選択肢が広がる
いま会社員として働いている場合、定年後の生活や働き口も考えねばなりません。
もちろん貯蓄や年金だけで生活していく方もいらっしゃるでしょうが、Webライターとして働けるスキルを身につけておけば、リタイア後の選択肢にもなります。
もちろんフリーで働くならライター以外にもさまざまな選択肢がありますが、文章を書くスキルはどこにいっても役立ちますから、チャレンジしてみて損のない仕事と言えるでしょう。
ミドル世代がWebライターを始めるデメリット
次に、ミドル世代になってからWebライターの仕事を始めるデメリットや注意点をお伝えしていきます。
クライアントは年下の場合も多い
Webメディアの編集者やディレクターは、20代や30代のことも多いため、年下から指示を出されることが増えます。もちろん上司と部下の関係ではありませんが、取引先として相手の意向を汲む必要がありますから、指示やフィードバックの内容に不満を感じる方がいらっしゃるかもしれません。
しかしフリーとして仕事を受けるうえでは必要なことですから、年下から指示をされたり、そもそも誰かに使われたりする働き方が苦手な方は、避けておいた方が良いでしょう。
会社のやり方とはまったく違う環境になる
Webライターとして活動すると、これまで働いていた会社のやり方はまったく通用しません。
サラリーマンとして働いている中では、多少失敗しようが、遅刻しようが納期に遅れようが、さほど大きな問題にはならないことがほとんどです。しかしフリーランスのWebライターとして働くなら、納期を過ぎるようなことがあれば大問題です。
まったく違う環境や状況でチャレンジする必要がありますから、ライターという仕事に本気で向き合う意気込みは必要かもしれません。
Webライターと年齢の関係性について一言
筆者がこれまでに関わってきたWebライターの皆さんの仕事ぶりを考えると、本当に年齢は関係ないと感じます。
20代前半の若い世代でも、納期をきっちりと守り、スピーディに質の高い原稿を納品できる方がたくさんいます。一方で50代以降の教員の経験があるようなライターの方に、納期を過ぎてから「無理でした」と報告されて一方的に契約を終了された経験もあります。
Webライターの仕事に年齢は関係なく、仕事への姿勢やスキルが大切です。ぜひ年齢関係なく、Webライターという仕事と本気で向き合ってチャレンジしてみてください。